
宮崎県の酒蔵巡り
宮崎県内には魅力的な酒蔵がたくさんあり、なかには見学のできる蔵元もあります。
酒蔵をめぐって、宮崎の名所や食とともに楽しみましょう。
焼酎蔵見学の心得
①見学OKの蔵でも、仕込みや作業工程によって見学できない時期もあります。必ず連絡してからでかけましょう。希望の日時と人数、交通手段を伝えるといいです。
②見学前日から納豆やヨーグルトは食べないようにしましょう。納豆菌や乳酸菌は、焼酎づくりに欠かせない酵母菌や麹菌に影響をおよぼすことがあるからです。
③見学中は、スタッフの指示に従いましょう。勝手に機材や道具を触ってはいけません。また、蔵の中には危険な箇所もあります。安全に配慮して見学しましょう。
④お酒の試飲をした後は、絶対に車の運転をしないようにしましょう。試飲をする場合は、同伴者の中でハンドルキーパーを事前にしっかり決めておきましょう。
⑤写真や動画を撮ったり、SNS 等に公開する場合は、必ず蔵元の許可をとりましょう。勝手に行うのはマナー違反です。
焼酎蔵MAP
日本の「伝統的酒造り」ユネスコの無形文化遺産に登録されました!
2024年12月、焼酎を含む日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
宮崎県は10年連続で焼酎の出荷量日本一と、名実ともに焼酎県といえます!
宮崎の焼酎は、多種多様な原料を使っていることが大きな特徴となっています。例えば県北は麦、県南は芋、熊本に近いエリアでは米と、原料の生産が盛んな地域それに合わせた焼酎が造られています。さらにそばや栗、トウモロコシなど、バラエティ豊かな製品が加わり宮崎の特色をなしています。ぜひ、飲み比べていただき、焼酎の奥深い味わいをご堪能ください。
「伝統的酒造り」とは、酒造りの技術を持つ杜氏(とうじ)や蔵人(くらびと)など、優れた技術を持つ職人が築き上げてきた、日本が誇る文化です。室町時代にはその原形ができあがったといわれ、麹菌を使うという共通性を持ちつつ、日本各地の気候風土に合わせて発展し、日本酒、焼酎、泡盛、みりんなどの製造に受け継がれてきました。